知っておいて頂きたい“白髪ぼかしハイライト/脱白髪染め″のデメリット
最近では一般的になりつつある、白髪に悩む多くの大人女性を救う“白髪ぼかしハイライト/脱白髪染め″という技術ですが、メリットはとても多いものの、やはりデメリットもあるというのが事実です。
ここでは、白髪ぼかしハイライトのデメリットを隠さずお伝えいたします。
・ダメージは避けられない
・パーマメニューの施術が限られる
・色落ち後明るくなり過ぎる
・時間とコストが掛かる
まず、ハイライトという施術は髪の明度を明るくしていく薬(ブリーチ剤)を一般的に使います。(当店では、白髪をしっかりと馴染ませる、または既染の白髪染めを綺麗に明るく抜きたいので、ライトナーや高明度のカラー剤ではなく、ブリーチ剤を使用します。)
そのため、細かく取ったハイライト部分は痛みを生じます。もちろん、ケア剤を混ぜて使用しますので、切れ毛もなく痛みも最小限に抑えることが可能ですが、やはりダメージは避けては通れません。
また、ブリーチ施術(ハイライトを)した髪はパーマ液にはとてもデリケートになります。
縮毛矯正、ストレートパーマ、コールドパーマに制限が加わるとご理解下さい。
また、その逆も然りで、縮毛矯正、ストレートパーマ、さらにはヘナなどの自然系カラーの履歴がある髪には、ブリーチ剤を使用したハイライトは綺麗になる難易度が上がります。
そのため、上記の施術履歴があるお客様は施術を見送らせて頂く事もございますのでご了承下さい。
また、ブリーチした髪は上から色を被せたとしても、数週間経過すると元の明るいペールイエローに戻ってしまいます。そのため一般的な太めのハイライトですと、1度目の施術の後、次回施術時に必要に応じてオンカラーをしていくという流れになります。
しかし、マイクロハイライトのとても細かいチップで入れたハイライトですと、そのまま数ヶ月放置というお客様も少なくありません。
要するに、ブリーチした箇所はどんどん色落ちして明るくなっていく(明るくなり過ぎた!というデメリット)が、品良く入ったハイライトは色抜けで明るくなっても綺麗を保てるという事です。そこがマイクロハイライトの肝となります。
また、時間とコストが掛かるというデメリットがありますが、これはコストパフォーマンスの点で言うとむしろメリットになります。
なぜかと言うと、白髪ぼかしハイライトの施術自体は最初の一度の後、数ヶ月は必要なく、伸びて来た根本の白髪は、脱白髪染めカラーでリタッチしていう流れになります。そのリタッチも毛先と根本の境目もぼやけているので、6週間〜8週間でされるお客様がほとんどです。ですので、今まで3週間で白髪染めリタッチにサロンへ通っていたお客様はその期間が倍になります。その点で白髪ぼかしハイライト/脱白髪染めはコストパフォーマンスに優れていると言えます。
上記4つのデメリットを加味したとしても、マイクロハイライト/脱色白髪染めカラーは綺麗になるためのメリットの方が大きいと感じます。
何より、友達や知り合いに褒められた、どこでやったの?と聞かれたと言うお客様の声が真実だと思います。